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子供の頃、亀を飼っていました。ミドリガメなどではなく、近所の池にいる15センチぐらいの亀を拉致して帰りました。亀のダラダラした生き方が、他人のように思えなかったからです。

 ミヒャエル・エンデは亀はいつも微笑んでいる賢者の生き物なのだと書いてました。うちの亀もほくそ笑んだような顔をしていました。うちの亀だけは、いつでもノソノソ歩き、私に微笑んでくれていました。

 私は家族にも微笑んで欲しくて、風呂の中に入れておいてみたり、妹の下着入れの中に隠してみたりしました。そして、私だけを笑顔にしました。

 そんなある日、亀はうちから姿を消していました。どうやら、妹の下着を履かせて、歩かせたのがいけなかったのかもしれません。きっと、捨てられたのでしょう。私はその微笑みを永遠に見れなくなってしまいました。

 それから、月日は流れて私は、やはりダラダラした大人になりました。

 すっかり、亀のことなど忘れていました。ある年末、母親が押入れの掃除をしていて悲鳴をあげました。そこには、干からびてミイラになった亀がいました。

 うちの中で亀を飼ってはいけません。

 

 

コメント

コメント(7)
No title
いつもブログへ起こしいただき、ありがとうございます☆

今日は私から訪問させていただきました!

ツバカエ

2011/07/03 00:21 URL 編集 返信
Re: No title
 ははぁー。それはわざわざありがとうございました。

donnguri77

2011/07/03 15:50 URL 編集 返信
No title
いつもあなたから訪問にきてください。

私はあなたが来てくれたら来ます☆

myu

2011/07/03 21:44 URL 編集 返信
Re: No title
 ははぁー。そうさせていただきます。

donnguri77

2011/07/03 22:53 URL 編集 返信
couhxav@outlook.com

dcfmpgevf

2017/08/12 04:29 URL 編集 返信
pnmagzop@gmail.com
劇団 どんぐり  亀

Top-Mounted Water Distributor

2017/08/30 13:08 URL 編集 返信
kafgbayix@gmail.com
劇団 どんぐり  亀

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2017/08/31 11:22 URL 編集 返信
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