軍団モモオ

　 今日は、ものすごく飲んでるので、最後まで書き続けるか、自信がありません。今日は、台風みたいに飲んでるのです。

　今日、書く予定だったのは忘れかけてるけど、ハゲ育毛してるオッサンに、胸毛が生えてきたという世にも哀しい物語でした。もともとロゲイン（リアップ）という毛生え薬は心臓病の薬です。それが、か弱い心臓病の乙女にも胸毛が生えてくるという副作用がっ、という哀しい物語から生まれた薬です。

　全ての乙女に胸毛をという悪のたくらみ、その胸に頭をなすりつけるハゲ親父、になんと髪の毛がっ！はえやっがった！という目を覆う、うす汚ない物語で産まれたのがリアップなのでした。

　もし、ペースメーカー入り、心臓病の美しすぎる乙女に、「こんな私でもいいですか？」と言われ、胸に十字の縫い目があるのかっ？と服を剥ぎ取ると、胸毛びっしり・・・。愛と下の毛が、もし、ずっとつながっているのなら、下の毛まで剃ってくれないか？という愛の深剃りを書こうと思っていたのですが、書いているうちに涙でハゲそうになりました。

　いわゆる、私が言いたかったのは、副作用が薬になるということです。失敗自体が成功という物語のことで。

　みんな誰しも、なりたいものにはなれませんし、生きたいようにすら生きられません。すべての願いが叶うというのは通販の世界の中にあることです。失敗しようが、何があろうと、それを薬にして生きて、生きていけばいいのです。臨床医からすれば、人生なんて。

　まじめに生きすぎれば、死にたくなるだけなので、オッパイに毛が生えても、失敗に毛が生えても、下半身に毛がっ！と何ものかが生えてきたときと同じように、私は生まれ変わったと思えばいいだけなのです。

　酔っ払いすぎて大事なことは忘れてしまいました。

　たぶん、どんな後悔も悩みもハゲる奴はハゲるように、考えてたって仕方のないことは仕方ないこと、そう知り合いを励ましたかったのかもしれません。

　ハゲは負けでも失敗でもないんだよ、そう心から伝えようと思います。