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ありがとう

   うちの劇団に無口な若者がいます。こいつは返事するのが嫌いで、いつもヘッドホンをしています。

 きのう、まずそうなアメがあったので彼にやると、「ありがとうございます。」と爽やかに微笑んで私はえらく驚きました。「なんだチミは?」、私は彼が変なオジサンに騙されているのではと不安になりました。

 劇団アルコール尋問(吐くまで飲ませます)してみると、嬉しいことがあったので誰にも「ありがとう」と言いたい気分なのだと言います。

 嬉しいことってなに?   嬉しいことって何?

 それだけは、いくら飲ませても話しませんでした。今、眠っています。

 腹が立ったので、嬉しくてスキップするフリをしようとしましたが、もうスキップの仕方すら忘れていました。私に出来るのは、みんなにありがとうを言うことくらいです。そうすれば、本当に嬉しいことを思い出せるかもしれません。

 私はすれ違う衣替えしたての女子に、白い肌に「ありがとう」を言うことから始めました。私は、そんなものに興味はありませんでしたが、「ありがとう」と口ずさむことで、それが美しいものに見え始めました。

 なんて美しいんだろう、私は頭を地面にこすりつけて感謝の態度を示そうと思うほどでした。私はミニスカートを発明した人に、「ありがとう、ありがとう」そう、心の中で叫んでいました。

 

 
 

 

 

 

 

  

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