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心配ごと

  ちょっと書き直しをするものがありましたが、やる気がおきず公園に逃亡し放心しておりました。

 氷結ストロングを飲みながら夕涼みしていると、小学生たちが集団下校してきました。大勢の男の子に一人のハスキーな声の女の子が混じっています。普通の女子はピンクや水色のランドセルを背負っているのに、その子は黒いランドセルを背負っていました。

 そういうのは、今は強い女になるっ!でとおせるかもしれませんが、オッパイが大きくなってくるころに後悔するのにと、私はいらぬ心配をしていました。

 「服を脱げっ!服をぬげっ!」

 そんな歓声が聞こえてきたので、その少女が言われているのかと心配してみれば、その少女が男子を捕まえて男子の服を引っ張っているのでした。

 フルチンにさせられて泣き出してしまう少年を心配した私は、代わりにオジサンのフルチンで少女に許してもらおうかとも思いましたが、意外と少年たちは大喜びで立ちションくらい少女に見せそうな勢いでした。

 「青春だな。」

 私は、そうつぶやいて彼らを見送りました。

 しばらくすると、一人ぼっちの少女が水色のランドセルを背負ってやってきました。私の前に立ち止まると私の顔を寂しそうにまじまじと見上げます。

 そして、深々とお辞儀をしてこんにちわを言いました。あまりに丁寧にお辞儀するので後頭部にランドセルが直撃しました。私が笑顔でこんにちはを返しても彼女は暗い顔のままでした。

 そして、ちょっと歩いてはこっちを振り返って、八の字の眉をして悲しそうに私の顔をチラッと見ます。きっと、一人ぼっちどうしの連帯感で、じっと私を観察しているのでしょう。

 あの子は学校で一人ぼっちで給食を食べているんじゃないだろうか?オッサンは一人でプリンを食べに喫茶店に入れますが、少女の一人給食は残酷です。

 それとも、あの子は休み時間に一人で一輪車に乗ってて、ダイナミックに転んでも誰も気にもとめないんじゃないだろうか?

 私は一緒に遊んであげようか?そう声をかけそうになりましたが、変質者出没注意!の看板のそばでじっと耐えていました。遊ぶって言ったって、私には酒を飲むこと以外、何一つ思い浮かびはしませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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