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天使になんてなれなかった

   先日の雨の夕方、新緑ぬれるカーブの多い峠道をT男の白い車に乗っておりました。

 ここは自分だけは死なないと思っている連中が危険な運転をする場所。そして、みんな迷惑していて彼らが死ねばいいと思っているのでした。そんなゆえ事故が多く、危険 死亡発生地点!!の看板が二か所に立てられているのでした。

 その看板の一つがある下りのカーブに差し掛かったとき、前の黄色いダンプが不意に右にハンドルを切り、山側の擁壁に正面から激突しました。ダンプは反回転してガードレールに支えられ、崖からの転落は免れはしました。ダンプは道路の半分をふさいでいました。

 よせばいいのにT男は車を下りて事故したオッサンの安否を確認に行きました、先月もコゲくさい匂いの事故車からケガ人を引きずりだし菓子折りをもらい味をしめたのでした。この国道は狭い道で後続車が連なり、にっちもさっちもいかなくなり他の運転手達もおりてきました。

 まあオッサンは、ゆっくり突っ込んだのもありピンピンしていました。しかし、携帯も持っていないような使えない奴で最初に降りてきた若者が、ドアに書いてある会社の電話番号に電話してやる始末でした。

「小さい女がいて、それを避けようとしたら、壁に突っ込んだんだって、本当だって。」
 そうオッサンは電話していました。

 二次災害を避けるため私達は車に戻り、その場から遠ざかりました。それにしても、あんな場所だからといって事故を幽霊のせいにしなくてもいいのになと私は少し呆れました。

 すると、T男もガードレールよりも背の低い小さい女を見たと言いました。白い服を着てて目があったそうです。
「あれは、きっと天使に違いないぜっ!」
 T男はうっとりしていました。

 まあ、天使も悪魔もそんなにかわらないものだし、そう思い私は外を見ました。



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