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エロテロリスト

  中学のころ同級生のKツオ君は、エロテロリストでした。
「うちの姉さんはフシダラな女だから。」
 それが彼の口癖で、カツオ姉さんの携帯は男の電話番号が100人以上記憶されており、100人乗っても大丈夫と恐れられていました。

 そんなカツオ君、血は争えないのか、思春期の性の芽生えが狂うべくして狂うのでした。

 ある日の丑三つ時の夜、カツオは息を殺して人がいなくなるのを待っていました。それは、薬局の前にある自動販売機で300円のコンドームを買うためです。カツオは鼓動を高鳴らせ握りしめすぎて熱くなった硬貨を自販機に入れました。ボタンを押すと、2秒ほど間があってから、大きなゴトンという音がして箱に入ったそれは落ちてきました。

 その音はとても大きく、町じゅうの獣たちが目を覚ましそうなほど。カツオは大急ぎで逃げ帰りました。

 逃げ帰った布団の中で、彼はコンドームを使う相手がいないことに気づき、自分の愚かしさと恥ずかしさに絶叫しそうになったのでした。どうしていいのか分からず仕方ないので、彼は好きな人にプレゼントすることにしました。

 それはクラス一オッパイが大きい女子で、走ると乳が揺れすぎるので、あと3センチオッパイが小さかったら陸上の歴史は変わっていたと言われた女の子。

 カツオは誰もいない教室で彼女のカバンにサービスで3個、こっそり誰の仕業か分からぬように入れました。彼女は何事もなかったように学校生活を続けていましたが、しばらくして急に転校してしまいました。逃げるように。

 さらにテロはテロを呼ぶもの、とある平凡な日曜に私は座敷で正座させられ説教されていました。それは私の通学カバンの中にもコンドームが入っていたということで両親に尋問されたのです。きっとカツオが隠し場所に困り、私のカバンの中にコンドームを捨てたのでしょう。

 けっきょく、私の濡れ衣は晴れませんでした。
 それからです、妹と弟が、
「うちの兄さんはふしだらだから。」
 と、使い捨てのコンドームを見るような目で、私を見るようになりました。
  


 

 

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