その街は日本一、老人が多い町です。老人たちはいなくなるか、いらなくなるか、おひな様を街に寄付するのでしょう。商店街、街の施設はおひな様だらけに。

 もっと大きな、ひな壇にして100人官女とか、お内裏様だけのお内裏様祭りとか、いろいろ出来ようと思うのです。しかし、そもそもひな祭りは女の子の厄を身代わりするもので昔は川に流したりするものでしたから、あんまり罰当たりなこともできません。

 それで、人口より、おひな様のほうが多いなどと陰口をたたかれるようなざまになったのでございます。

 ちなみに、劇団員である私が初めてもらった役は、小学生のひな祭り行列のひし餅の役で、それが私の演劇に対する情熱の原点ではあろうはずもないのでした。


    今日の短歌

          過疎の町 持ち主なくす飾り雛 子供に代わり町を飾らん






 
 文学  2  0

コメント

老人達はいなくなるか、いらなくなるか、と言うのは意味深で、ある意味現実味があって恐いですね。
「そして(町には)誰もいなくなって、雛人形だけが残った」…いいホラー映画ができそうです(笑)

Re: タイトルなし

   奥地に行くとどんどん人がいなくなって崩れた家屋だけが残されてます。

URL | donnguri77 ID:-

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