自分のサムネイルをポーン・ハブのマークにする知り合いが増えたのです。ポーン・ハブとはエロ動画サイトのことで、さいきんTシャツなんか売りやがって、とニュースにもなりました。
そんな季節にヤクチジンに久しぶりに会うと、挨拶代わりに、「ポーン・ハ~ブ。」 と言いました。
私は無視したのですが、隣の奴はポーン・ハブと答えます。
「ノン・ノン! ポ~ン・ハ~ブ。」
発音がどうのとかヤクチジンは言っています。そして、街で若い女の子を見かけるたびにポ~ン・ハ~ブと叫びます。彼はジャン・ジュネの、綱渡りする少女落に、落ちろ! 脳みそをぶちまけろ! と成功して溜息をつく詩に感動し、行動し、朗読する詩人になってしまったのでした。
それで、今日もポ~ン・ハ~ブの詩を街で朗読します。小学生が集団登校しているのを見て、
「大きい子から順に犯す! ポ~ン・ハブ。」
と言いました。
工場にいくアジア人女性の自転車の集団を見て、
「世界をつなぐために彼女たちとつながる。それが、フリーセックス。ポ~ン・ハブ。」
とヤクチジンは言いました。私も楽しそうだったので、フリーセックスという言葉を連呼しました。
「そして、世界は平和になる。世界は自由を手に入れる。ポ~ン・ハブ。」
私はフリーセックスを連呼しました。
そんな私を、見所があると思ったのでしょう。ヤクチジンは私にポ~ン・ハブ軍団に入るように言いましたが、もちろん即座に断りました。
コメント
sado jo
2019/05/19 11:09 URL 編集 返信